ABOUT

湘南・藤沢を拠点に活動している、 クリエイティブディレクター/フォトグラファーの斉藤高広です。 月に一回ラジオパーソナリティーもやってます♪(#かささきFM79.1サイトウラジオ)
|このサイトは、ぼくのポートフォリオのようなもの。いままで手がけたお仕事の一部を紹介しています。ご依頼くださるお客さんのタイプは、街のちいさなスナックから、クリニック、会社、工場、グローバルな企業と実にさまざま。でも共通しているのは、みなさん「本気でお仕事に取り組んでいる」ということ。そんなお客さんにとって、「いざ」というとき、「ここぞ」というという場面で、お役に立てたらと思っています。
自分で仕事を始めて30年ほどたちます。
工務店や広告代理店などいわゆる元請け会社は一切通さず、すべての案件を直接受注しています。お客さんの課題や夢を聞いて、それをどうデザインやクリエイティブで解決するか。そんなことを、毎日のように考えながら仕事をしています。
|小さな商店でも、大企業でも、ビジネスがうまくいくためにいちばん大切なのは—— お客さんに“好きになってもらう”こと。
でも、日本の会社やお店は商品やサービスの「品質」に重きをおいてきた歴史があって、 もちろん、それはすごく大切なこと。だけど、ある一定の品質をクリアしたその先は、“どう伝えるか”がより重要になってくる。
お客さんがググっと心を動かされるのは、ほんのわずかな他社との違い(品質の差)ではなく、「どんな人がやっているのか?」「どんな想いがあるのか?」「素の裏側にどんなストーリーがあるのか?」そういった部分が、ちゃんと伝わるかどうか。その積み重ねが、「好き」につながってくる。
そんな「好き」をつくるのが、ぼくの仕事。
店舗の看板や外観だったり、内装のデザイン、ロゴ、ホームページや文章づくりなど、いろいろなクリエイティブをフル活用して、お客さんと出会うすべての接点(タッチポイント)を整えて、その会社らしい「世界観」をカタチにしていく。
ただ「おしゃれ」なだけのものではなく、経営の視点から、ビジネスとしてうまくいくための「好き」を、一緒に考えていきます。センスや見た目だけに偏りがちな、こじゃれた“デザイン屋”とは、ちょっと違う。収益につながってなんぼの考えです。
|ぼく自身、長く自分の会社をやってきたなかで、仕事がうまくいかず会社が傾きかけちゃって、どう立て直せばいいのかわからなくなったときや、逆に、「ここぞ」と何かに挑戦するタイミングで大切な決断をせまられたときに相談できる存在がいなかったんですよね。コンサルタントに相談しても、理屈が先に立ってしまって、こちらの「想い」まではなかなかくみ取ってもらえなかったり、センスのいいクリエイターは、表現は上手だけど、リアルな集客や経営の感覚とはちょっとズレていたり…。
だからこそ、ぼくは自分が「本当に相談したかった存在に、自分がなろう」という想いから、デザインやマーケティング、文章表現、写真、さらにはコミュニケーションスキルのコーチングまでを学んできました。
とはいえ、一人じゃ力不足なので、様々な技術をもつデザイナー、マーケター、ライター、カメラマンといったクリエイターや、つくり手の職人さんなど、信頼できる仲間を増やしてきて、その案件ごとに見合った人と一緒に取組むというスタンスをとっています。
|「言われたものをつくる」だけの仕事はやったことがないです。
たとえば、今やっている多店舗展開する人気のアロマショップのお仕事。「何のお店か一目でわかりづらい」「商品の魅力がうまく伝わらない」といったお悩みから、店舗ファサードの演出方法や看板デザインをご相談を頂きました。
でも、実際にお店を見に行ってみて思ったんです。ファサードや看板は、どう見ても素敵な仕上がり。問題は、そこじゃないんじゃないかと。現地で感じたのは、店内にあるサインやPOPなどの表現。どれも「この商品がいかに優れているか」「どれだけ便利か」といった「機能」を訴求していたんです。でも、「機能」には代替品があるし、便利なものは、他にもいくらでもある。つくり手がどれだけ優れた商品だと思っていても、その品質の違いはお客さんにはなかなか伝わらないもの。
そこで考えたのは、お店のコンセプト(在り方)をアロマの「ミュージアム」にすること。お店に足を運んでくれたお客さんが本物のアロマの香りを知り、体感し、選ぶ楽しさにひたれる空間。
サインやPOPも、「その香りと暮らす楽しみ」を語るものに。こうして空間まるごとを“伝える場”に再構築しています。単にアイテムをリデザインするよりも、思い切ってコンセプトから変えてしまう。経営者の方も、スタッフの方々も、みんなでわくわくしながら取り組んでます。
|もう一つのエピソードは、リフォーム会社さん。
ある日の定例打ち合わせのとき、社長がふと口にした。「無垢の木を使ったリノベーションをやっていきたいんだ」と。
その会社はこれまで、水まわりの設備工事を中心に、コツコツと実績を積み上げてきた会社。でも、社長は小さい頃から木が大好きで、いつかは木を扱うお仕事をしたいという想いを、ずっと温めていたそう。
“本当にやりたいこと”を、どう仕事にしていくか。それを一から考え、つくるのがなによりもうちに求められていることだし、得意なこと。
打ち合わせの帰り道、サービスエリアで車を止めて、ノートパソコンを開き、ホームページ用のセールスレターのたたき台を書き始めていました。それを社長に送ったところ、「そう!これが本当に俺がやりたいことだよ!!」と、熱量高めな返信がきた。それをしっかり煮詰めていって完成させて、次にデザインチームが形にし、打ち合わせから約2週間でページを公開。そこにGoogle広告も出稿して約3週間後、共感してくれた方々から、「無垢の木を使ったリフォームをしてほしい」と問い合わせが一つまたひとつと入り始めました。本当にやりたいことが、ビジネスになりました。
ご紹介したのは、ほんの一例ですが、いつもそんな想いと空気感のなかで、ひとつひとつの仕事に向き合っています。うちのスローガンは、「Creative makes people happy.」クリエイティブには、人を幸せにする力があると、信じています。